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SS教室新着情報&ブログ 千葉県公立高校入試: 2018年10月アーカイブ

平成31年(2019)年入試の「選抜・評価方法」について

2018年春の入試より千葉県経委員会で選抜方法の透明化を図る方向で見直しが行われました。特に前期選別では各高校でさまざまな方法で選抜を行っていますので、自分が志望する高校で「何をどのように評価されるか」についてはしっかりチェックをしておく必要があると思います。

前期選抜では、「学力検査」「調査書(評定)・(出欠・行動・特別活動・特記事項)」「2日目の検査(面接・自己表現・作文・小論文・適性検査・独自問題・その他)」の合否判定に使うすべての資料を点数化した「総得点」で選抜するようになりました。
このため、「学力検査」「調査書(評定)」「調査書(中学生活の記録)」「2日目の検査」の4つの項目についての配点や比重をはっきりと示されるようになりました。各高校のホームページで前期・後期選抜の「選抜・評価方法」が発表されているので確認をしておきましょう。

前期選抜
Ⅰ学力検査 100点満点×5教科=500点満点(理数系学科で「数学・理科は1.5倍」や英語・国際系学科で「英語は1.5倍」などもあるので注意)

Ⅱ調査書(評定)5段階評価×9教科×3学年=135点満点(在籍中学校の評定平均値により加点・減点がある場合もある)また、一部の高校で135×0.4~2に圧縮・拡大する場合がある。

Ⅲ調査書(中学生活の記録) 各学校の「選抜・評価方法」によってさまざま(5点満点の高校もあれば230点満点の高校もある)

Ⅳ2日目の検査  各学校の「選抜・評価方法」によってさまざま(3点満点の学校もあれば448点満点の学校もある)



多くの学校はそのまま「学力検査=500点満点」+「評定=135点満点」で合計されます。その場合比重は学力検査79%:評定21%となり学力検査の比重がかなり高くなっています。しかし、高校の「選抜・評価基準」によって配点が大きく変わる「調査書(中学生活の記録)」と「2日目の検査」が加わることで「総得点」に対する各選抜項目の比重が変わってきます。
けれども、「学力検査」の比重が全体の半分を下回る高校は96校中6校です。60~69%の高校は35校、70%以上は40校です。また、「調査書」の比重が50%を上回る高校も、「2日目の検査」が50%を超える学校もないので、前期選抜でも最重要視されているのは学力検査の成績だといえます。前期選抜でも後期選抜でもしっかりと自分の力が出せるように準備をしていきましょう。


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平成33(2021)年度千葉県公立高校入試の選抜方法について

千葉県公立高校入試に関して、現行では前期選抜・後期選抜の2回の受検機会があります。
前期選抜枠が普通科で最大で定員の60%、専門学科では最大で定員の100%になっているため
実際の倍率に比べて、見た目倍率が高くなるという問題などがありました。

数年前から千葉県公立高校の選抜を1回にするという噂が出ては消えるという状況でしたが
現在の中学1年生が受検する時に1回入試になるという事が決まりました。

先日、千葉県教育委員会から平成33(2021)年度入試のについての試案が出されました。

本検査
(1)検査内容
   第1日目【学力検査】国語・数学・英語(国語の問題は放送による聞き取り検査を含む・
       英語の問題は放送によるリスニングテストを含む)
       時間:国語50分、数学50分、英語60分
       配点:各教科100点

   第2日目【学力検査】理科・社会 【各学校が定めている検査】各学校において、面接
       集団討論、自己表現、作文、小論文、適性検査、学校独自問題及びその他の
       検査のうちからいずれか一つを実施する
       時間:理科50分、社会50分
       配点:各教科100点

追検査
(1)検査実施場所
   志願した高等学校
(2)受験資格及び手続
   インフルエンザ罹患による急な発熱で別室での受検も困難である等、やむを得ない理由
   により本検査を全て受検できなかった者のうち、所定の手続きにより、志願する高等学校
   の校長に承認を受けた者
   追検査を志願する者は、追検査受検願及び本検査を受検できなかった理由を証明する書類
   (医師の診断書等)を在籍(出身)中学校の校長を経由して志願する高等学校の校長に提
   出する
(3)検査内容等
   検査内容は本検査に準じる
   国語・数学・理科・社会は50分、英語は60分  各教科100点
   国語の問題は、放送による聞き取り検査を含む
   英語の問題は、放送によるリスニングテストを含む
   各高等学校が定める検査の実施については学校ごとの裁量とする


英語の検査がこれまでより10分伸びて60分の検査になるようです。
まだ「試案」の段階なので、変更がある可能性があります。
今後も入試改善協議会の発表に注目していきましょう。



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