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SS教室新着情報&ブログ 偏差値を10あげる勉強法: 2018年10月アーカイブ

偏差値を10上げる勉強法~アウトプット上手になろう①~

中学3年生は目前に迫った第3回定期テストに向けてテスト対策に余念がありません。
漢字テストや単語テスト、社会や理科の一問一答などお互いに問題を出し合ってチェックをしあったりもしていますが、メインは学校のワークや塾のテキスト、テスト対策プリントです。1回目は「何ができて、何ができないのかを見極める回」2回目は「出来なかったものをできるようにする回」です。このテスト対策の様子を見ていて毎年思うのは、「インプットとアウトプット」のやり方が上手な子は思うような結果が出せていて、上手にできていない子は思うような結果に結び付きにくいということです。


インプットとは脳の中に情報を入れる(入力)することで、アウトプットとは脳の中に入ってきた情報を脳の中で処理をして外に出す(出力)することです。
4技能でいうと、「読む」や「聞く」はインプットで「話す」「書く」がアウトプットになります。教科書を読む、授業や解説を受けるのがインプットでワークや問題集を解く事や、わかったことを友達に説明することはアウトプットです。
 
 
では、インプットとアウトプットどちらが大事でしょうか。本や教科書を読むこと、資料集を調べること、先生に質問することを一生懸命やって、「いろいろ知識が増えて自己成長している」と思っている人いませんか。実は、インプットの量と自己成長の量は全く比例していないのです。重要なのはインプットの量ではなく、アウトプットの量なのです。いくらインプットを一生懸命やっても、アウトプットをしない限り記憶としての定着は難しいからです。試しに今日の学校の授業で何を勉強したのか誰かに説明してみましょう。授業は真面目に受けていたはずなのにうまく説明できない人は多いのではないでしょうか。多くの人は授業や講義を受けて「わかったつもり」になっているだけで実際には知識として記憶に定着していないのです。「自己成長」はアウトプットの量に比例するのです。得た知識をアウトプットして「わかっったつもり」を卒業しましょう。
 
 
アウトプットは「話す」「書く」などの運動です。こういう運動を介してつけた記憶は「運動性記憶」と呼ばれます。運動性記憶の特徴は一度覚えたら忘れにくいということです。例えば、一度練習して覚えた自転車の乗り方は、考えなくても体が動くようになりますよね。教科書を読んで覚える「暗記」は、「意味記憶」を使って記憶するのですが、意味記憶は覚えにくく、忘れやすいという特徴があります。当塾で暗記は「書いて・声に出して覚える」ことを勧めるのは、「運動性記憶」として記憶させるためなのです。また、国語の読解の際も必ず音読することを勧めるのも同じ理由からです。目で追うだけでなく、声に出して、手で書いて覚えるようにしましょう。

 
 
 
 
 
参考:樺沢紫苑「学びを結果に変えるアウトプット大全」
 
 
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偏差値を10あげる勉強法~テストを上手に利用しよう~

テストと聞くだけで、プレッシャーがかかって緊張したり、できれば避けたいな、
受けずに済めばいいのになんて思う人は多いですよね。
 
そういう人はテスト結果の点数に一喜一憂しているだけではないでしょうか。

テストの点数は、自分のその領域における理解度を指す数値だというだけで、
その点数でその人の価値がきまるのではありません。
 
最も大事なことは、テストを受けることよりも返却された答案をしっかりと分析
すること
なのです。返却答案や模擬試験であれば個票には、自分のに関する
情報がいっぱい詰まっています。

例えば、正答率の高い問題を自分が間違えた場合、原因がミスなのであれば、
ミスをなくすために類題をたくさん解くという行動に移れますし、原因が理解不足
なのであれば、一つ前のステップに戻ってから取り組んだり、解説をしっかり読み
込むという作業をしないと(正答率が高い=簡単な問題なので)致命傷になってし
まいます。逆に正答率の低い難しい問題の不正解の場合は自分の実力にはマッ
チしない問題なので間違っていても気にしないという判断をすることもできます。
 
テスト後の分析には「テスト問題分析シート」「間違いなおしノート」を作ることを
お勧めします。目標点に達したか、時間配分は、解答順は、理解度は、ケアレス
ミスは、大問で出題されている分野は、など分析します。その後間違えた問題に
ついて、問題をノートに書きだして、(間違えた過去の自分に説明するように)解説
や解答する上でのポイント、暗記しておいた方がよいことなどをかき出します。そし
て最後に模範解答を書きます。

こうして書いた「間違いなおしノート」は自分が間違えた問題だけを集めた自分だけ
の参考書になるのです。

「できること(できたこと)」と「できないこと(できなかったこと)」を「分ける」ことから
「わかる」ようになります。


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