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星に願いをかけよう


昨日は、御茶ノ水で当塾が加盟している全日本私塾教育ネットワーク エリア関東の研修大会があり、「情報化時代の国語科教育」について研修をしてきました。その帰りに四街道駅からの坂道からオリオン座が綺麗に見えました。


実は、今日10月22日の未明のにオリオン座流星群が極大を迎えていました。条件が良ければ1時間に5〜10個ほどの流星が見られたそうです。


このオリオン座流星群はハレー彗星の軌道に地球の公転軌道が近づくために毎年この時期に見られるのだそうです。ハレー彗星が軌道上に残した塵が地球の大気に飛び込み上空100メートルあたりで発光して見えるのがこの流星群の流れ星です。


中学3年生の国語の教科書 (教育出版 伝え合う言葉 中学国語3)に池内了さんの「新しい博物学」の時代という評論文が載っています。


その文中に、ハレー彗星の話も出てきます。ハレー彗星の軌道周期を計算すると、紀元前240年(秦始皇7年)の「史記」に書かれている目撃記録と思われるものや、日本でも紀元684年(天武13年)の「日本書紀」に書かれている目撃記録と思われるものは、ハレー彗星の目撃記録であると断言できるそうです。
文章の最後に池内さんは「天文学だけにとどまらず、また文学だけにとどまらず、広く文科系と理科系の知を結びつけると、長い歴史の中で人類が獲得してきた叡智を、様々な分野に生かすことができるでしょう。」と書いています。
小学校の勉強でも、中学校での勉強でも、国語は国語、理科は理科と分けずに「まるごとの学問」として勉強した方が勉強が楽しくなるのではないでしょうか。


さて、流れ星と聞くと「流れ星が輝いている間に願い事を3回すると願いが叶う」という話を聞くことがありますよね。流れ星が輝いている時間はほんのわずかな時間です。そのあいだに3回願い事をいうのはなかなか難しいことです。それでは、なぜそんなことをいうのでしょうか。私もそうですが、願い事ってあれもこれもあったり、「そうであったらいいなぁ」程度のものであったりすると思います。いつ来るかわからない上にほんのわずかな時間しかないところでその願いを3回唱えることはできません。きっと、「いつ何時でもそしてわずかな時間でも唱えることができるくらい、いつもいつも強く願っている人の願いなら実現できる」ということを言っているのではないでしょうか


これから定期テスト期間です、中3生は入試も近づいています。今よりも一歩でも前に進みたいという強い思いがある人が自分の願いを実現できます。頑張っていきましょう!


オリオン座流星群は10月末まで見られるそうです。オリオン座が低い位置にある時には見えづらいそうなので、塾の帰りなどにオリオン座を眺めながら願い事3回をチャレンジしてみてはいかがでしょう。


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プログラミング教育ってなんだろう

2020年から小学校で必修化される「プログラミング教育」ってよく耳にしますよね。
「プログラミングってコンピュータの勉強でしょ」って思っている方多いのではないでしょうか。
他にも「なんで子供に学ばせるの」とか「学ぶメリットは何だろう」などと思う方もいらっしゃる
でしょう。
 
そもそもプログラムって何でしょう
演奏会や運動会で見かけますよね。プログラムとは「プロ=あらかじめ」「グラム=書かれたもの」
という語源から分かるように、何か行われることを順番に書き出す作業(書き出したもの)」をい
います。簡単に言うと、「こうしたら」→「こうなる」という仕組みがプログラムです。
 
「右足出して」→「左足出すと」→「歩ける」 (^^♪「あたりまえ体操」ってありましたよね。
 
「歩きたい」という目的があって、そのためには何をどの順序でやれば良いかを考える。歩くためには
「右足を前に出す」次に「左足を前に出す」そして「それを繰り返す」。これがプログラムです。
 
文部科学省は「プログラミング教育」で子どもたちに「プログラミング思考」を身につけさせることが
目的であると言っています。「プログラミング思考」=「あたりまえ体操」です。やりたいことがあ
って、
そのためには何をどの順番でおこなうと良いのかを考える」力をつけることが目的ということで
すね。パソコンを使うスキルを養うとかパソコンを使ってロボットやゲームのキャラクターを動かすの
は「プログラミング思考」の手段であって目的ではないということですね。
 
プログラミング思考を可視化するツールとして「フローチャート」があります。
フローチャートとは処理の開始から終了までの流れを図示したものです。
例えば、「歩く」という一連のプロセスを可視化すると「処理開始→右足を出す→左足を出す→前に進
む→処理終了」となります。
 
フローチャートは、私たちが日常に行なっている(頭の中で処理している)ことを可視化するツールです。
例えば、
●「処理開始→冷蔵庫から卵を出す→フライパンを温める→脂をひく→卵を割り落とす→目玉焼きを皿に移
 す→処理終了」
 
●「処理開始→因数分解→共通因数があるか→共通因数を取り出す→どの乗法公式が使えるか→因数分解→
 処理終了」
 
●「処理開始→単語に分ける→自立語か付属語か切り分ける→活用するのかしないのか切り分ける→言い切
 りの形が何になるか→動詞→処理終了」
 
●「処理開始→音読する→キーワードを見つける→結論を見つける→キーワード+結論で要旨をまとめる→
 修飾部分の係り受けを確認する→要約する→処理終了」
 
フローチャートを書いてみることは客観的に自分の思考過程を見つめ、論理的に筋道を作ることにつながり
ます。文部科学省のいう「プログラミング思考を身につける」とはこの自分の思考を客観的・論理的に見
つめる力をつけること」
なのです。
 

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読書感想文を書くコツ

夏の読書感想文を苦手にしている人は多いのではないでしょうか。
 

「読書感想文の宿題があるのが憂鬱」「本は読んだけど、どうやって感想文を書いたらいいのか分
からない」という声はよく聞きます。「書き始めてみたら、あらすじばかりになってしまった」「巻末の
解説をまとめて終わりにしてしまった」という人もいました。
これではなんのために本を読んだのか、感想文を書くのかわかりませんね。
 

実は読書感想文は簡単なコツさえつかんでしまったら、ぐっと書きやすくなるのです。

まずは、次の問いになるべくたくさん書く事を心がけながら答えてみて下さい。
(※課題図書を読み終わっている事が前提です)
 

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①なぜその本を選んだのですか。

②最初にその本を手にとった時どんな事を思いましたか。

③心に残った場面はどこですか。
  (おもしろかったところ、悲しかったところ など)

④どうしてその場面が心に残りましたか。

⑤心に残った場面と同じような経験をしたことはありますか。

⑥自分が主人公と同じ立場になったらどうしていたと思いますか。また、どうしてそう思いましたか。

⑦この本を読んで自分が得たことは何ですか。

⑧今後どうしていきたいと思いますか。

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どうでしょう、たくさんかけましたか。

読書感想文はこの質問の流れに沿って書けば出来上がってしまうのです。

長い作文は4部構成で書くのが書きやすいと言われています。


今の質問を4部構成に分けると
【起】①・② 【承】③・④ 【転】⑤・⑥ 【結】⑦・⑧ になります。


この流れに沿って質問の答えをまとめていくと、自分でもびくりするくらいたくさん書けたという人もいます。
書き慣れていない人もこの方法(文の流れに沿った質問を作ってそれに答える形で骨組みを作る)で書い
ていけば読書感想文は簡単にかけるようになりますよ。

この夏は、さっさと夏の宿題(読書感想文)を終わらせてたっくさん遊びましょう!


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