HOME > SS教室新着情報&ブログ > アーカイブ > 子どもが自立して学習するようになる勉強法の最近のブログ記事

SS教室新着情報&ブログ 子どもが自立して学習するようになる勉強法の最近のブログ記事

30日チャレンジのおすすめ


休校中そろそろ「何かやらないといけないじゃない?」「何をやればいいんだろう?」って心配になっている頃だと思います。
 
そこで「30日チャレンジ」の提案です。
 
30日チャレンジってなんだ?って思うかもしれません。
めんどくさかったり難しいのは嫌だなって思いますよね。
でも大丈夫
30日間、毎日15分教科書を音読する!」たったこれだけ。
用意するものも教科書と時計だけ。
これならできそうじゃないですか?
 
せっかく新しい教科書が配られているのに使わないのはもったいない!
どんどん新しい教科書を読んでいきましょう。(地理や歴史など既に使っている教科書を読み直すのももちろんOKです)
 
学校が再開した時に教科書を使っていくでしょう。
その時に、「1度読んだことがある」「もう2回読んだ!」というのは
学校の授業がわかりやすくなります。
学校で習うことの全体像(教科書のどのあたりでどんなものが出てくる)を
一度眺めておくことはとても良いことなのです。
 
ただ、30日チャレンジにはいくつかポイントがあります。
細かいルールは自分で決めて良いのですが・・・
 
●ポイント1:必ず音読すること
音読する事により、目で確認、耳で確認、頭で確認の3つができます。
 
●ポイント2:1回は15分
だらだら長い時間やるのは、1回だけならまだしも毎日やるのは面倒になりますよね。
また、「あっ忘れてた」という時に15分なら「さっさとやってしまおう」と思えますよね
秀英ゼミナールSS教室では、「朝15分、夕方15分で生活のリズムを変えるタイミングをつくろう」と言っています。
 
●ポイント3:あれこれ色々な科目をやるのではなく1教科読み終わるまで続ける
次はどうなるのかな、次は何をやるのかなという興味を持つことが大事です。
秀英ゼミナールSS教室では、「朝と夕方でそれぞれ科目を決めて読みましょう」と言っています。
 
●ポイント4:やったことを記録する
予め計画をたてる必要はありません。ただ◯月◯日国語を◯ページ〜◯ページ読んだという記録をつけるだけです。
出来たらその情報を家族やともだちと共有できると尚よいです。
そうすると、「うっかり忘れちゃった」防止になりますし、情報共有でみんなも一緒に頑張っているという元気につながります
秀英ゼミナールSS教室では各学年のグループLINEで情報を共有しています。(お互いを監視するという目的ではないということをみんなで共有することが大事です)
 
●ポイント5:忘れちゃっても大丈夫だと思う
とりあえずの休講期間中、毎日頑張ることが目標ですが「ねばならない」ものではありません。何かに熱中してしまってとか用事ができてできなかった日があっても大丈夫。
リセットして翌日からまた頑張りましょう
 
さあ、30日チャレンジ一緒に頑張ってみませんか?


秀英ゼミナールSS教室はがんばるきみちたちを応援しています。

~ひとりひとりにやさしい 秀英ゼミナールSS教室~

漢字+認知機能のトレーニング

冬期講習も4日目になりました。
 
小学1年生は漢字を使って学習に欠かせない認知機能(記憶、知覚、注意、言語理解、判断、推論)に対応した「覚える」「数える」「写す」「見つける」「想像する」のトレーニングの中から「数える」「写す」「見つける」「想像する」の4つのワークを行なっています。
 
まだ習っていない漢字や熟語も出てきますが子どもたちはそんなことは全く気にせずにどんどん取り組んでいます。
 
①数える(数感覚や注意・集中力、早く処理する力、計画力を養っていきます)
●漢字まとめ・・・ある漢字を決められた数だけまるで囲むことで数感覚を養います。数を効率よく数えたりする力や、繰り上がり・繰り下がりの計算の理解の種を育てます。
●漢字かぞえ・・・ある決まった漢字の数を数えながら漢字にチェックをします。注意深く正確に数えることで集中力を刺激します。
●漢字算・・・一桁+一桁の足し算の計算問題とセットになった文章があり、その中にある言葉を漢字になおし、計算の答えと一緒に記憶し、計算の解答欄に対応する漢字を書きます。短期記憶の力や転記ミスを減らす力を養います。
●漢字つなぎ・・・たて、よこ、ななめで隣り合った2つの漢字の中で、二字熟語になるものをまるでかこみ解答欄に書きます。答えを効率よく探すことで、ものを数える際に必要な、処理するスピード、計画力を向上させます。
 
②写す(漢字の基礎ともなる正確に認識する力を養います)
●点つなぎ・・・見本の漢字を見ながら、下の枠に直線を追加して見本の漢字と同じになるように完成させます。基本的な図形の認識や漢字を覚えるための基礎的な力を養います。
●くるくる文字・・・上にある回転した漢字を見ながら、下に正しい方向に直して写します。角度が変わっても同じ形であることを認識する力、位置関係を考えながら写す論理的思考、心的回転の力を養います。
●鏡・水面文字・・・鏡と水面に映った漢字を見て、正しい漢字に書き直してもらいます。鏡像や水面像を理解する力、位置関係を理解する力、想像しながら正確に写す力を養います。
 
③見つける(視覚情報を整理する力を養います)
●漢字さがし・・・不規則に並んだ点群の中から提示された漢字を構成する配列を探して線で結びます。黒板を写したりする際に必要な形の恒常性の力を養います。
●かさなり漢字・・・提示された漢字をつくるのに使われない部品を複数の中から一つ選びます。あるまとまった形の中から一部の形を抽出していくことで、形の構成を理解する力など図形思考を養います。
●違いはどこ?・・・2枚の絵の違いを見つけていきます。2枚の違いを考えることで、視覚情報の共通点や相違点を把握する力や観察力を養います。
●回転漢字・・・左右にバラバラに回転して並べられた漢字の部品を線でつないで正しい漢字を作ります。形を心の中で回転させ、正しい組み合わせを見つけていくことで図形の方向弁別や方向の類同視の力を養っていきます。
 
④想像する(見えないものを想像する力を養います)
●スタンプ文字・・・提示されたスタンプを紙に押したとき、どのような模様になるかを想像します。ある視覚情報から他の情報を想像するというトレーニングを通して、見えないものを想像する力や論理性を養います。
●心で回転・・・自分から見える机の上に置かれた漢字は周りからどのように見えるかを想像します。対象物を違った方向から見たらどう見えるかを想像することで、心的回転の力や、相手の立場になって考える力を養います。
 
以上のワークを行うのですが、子どもによって得意なものが違いお互います。それが刺激になるようで、ゲーム感覚で楽しみながら取り組んでいます。
 
 
 
 
 


テストで失敗している人の勉強法

定期テストで失敗している人の勉強法
 
①ながら勉強をしている
音楽を聴きながら勉強するとなんとなく勉強がはかどるような気がしますよね。でもそれって音楽を聴きたいだけではないですか?好きな音楽を聴いていると耳も頭も音楽がメインになってしまって、勉強のことはあまり入ってきません。音楽を聴くのは休み時間に気分転換をする時にしましょう。
 
②ノートまとめに時間をかけている
テスト対策期間が始まると教科書をノートにまとめようとする人がいます。でもそれ、本当に大事なところなの?まとめノートを作ることが目的になっていませんか。勉強は、覚えることと練習することの2つで成り立っています。テスト前は練習することに重点を置いた勉強をお勧めします。
 
③語句を書くだけ勉強になっている
暗記したい語句、漢字、英単語、ノートが真っ黒になるまで何回も書いて覚える子がいます。暗記の方法として決して間違いではないのですが、ついつい自分が書いたものを書き写すだけのただの作業になってしまいがちです。暗記のために書くのは10回くらいにして、自分でテストをして確認する、「書く」+「確認テスト」の繰り返しをお勧めします。
 
④ 調べながらワークや問題集を解いている
ワークや問題集を解く時に、教科書や参考書・辞書を横に広げて調べながら解いていませんか?それは、空欄を埋めるだけの作業です。作業が終わっても記憶にはほとんど残っていないのでテストの時に力にはなりません。教科書や参考書に目を通すのはワークや問題集を解く前か答え合わせの後にするのがお勧めです。覚えるなら覚える、解くなら解く!しっかり区別しましょう。
 
⑤解いたら解きっぱなし勉強になっている
ワークや問題集を解いて答え合わせをした時に、空欄や間違えた問題のところに赤で正解を上書きしておしまいにしていませんか?書けなかったもの、間違えたものがはっきりして初めて勉強が始まるのです。解説を読み、質問をして、理解をしてからもう一度同じ問題を解いてみる。この繰り返しが大事なのです。
 
⑥深夜まで勉強をしている
普段あまり計画的に学習ができていない人ほどテスト前に夜遅くまで勉強しようとします。でもこれ、やった気になるだけであまり力になってはいません。同じ睡眠時間を削るのなら早く寝て早起きをしたほうがよっぽど良いです。しかし、テストで結果を出している人ほどしっかりと睡眠もとっています。普段から計画的な学習と規則的な生活を心がけるようにしましょう
 
⑦そもそも勉強時間を確保していない
テスト勉強をするには1科目1時間勉強したとしても5科目で5時間かかります。当然テスト勉強が1科目1時間で終わるわけはありません。ワークや問題集を2〜3回解く、暗記ものをしっかり覚えるといった事をするとなると2〜3週間で55時間は学習時間を確保する必要があります。それだけの時間準備できていますか?



秀英ゼミナールSS教室は がんばるきみたちを応援します。

~ひとりひとりにやさしい 秀英ゼミナールSS教室~

♯定期テストの勉強法 ♯中学生の勉強法 ♯偏差値を10あげる勉強法 ♯子供が自立して学習するようになる勉強法 

テストで結果を出している人の勉強法

●定期テストで結果を出している人の勉強法
 
①普段の学校の授業を大切にしている
朝練・放課後の部活・塾や習い事となにかと忙しい中学生。ついつい授業中に眠くなってしまったり、集中できなくなったりしていませんか?
定期テストは学校で習ったことがどのくらい理解できているかを測るものです。そして、やらなくてはいけない勉強は学習内容を理解することと練習することの2本立てです。学校で習うことは学校で解決できれば、練習にたくさん時間をまわせます。
 
②学校のワークを何回も解いている
学校のワークや問題集は2回目からが本番です。1回目はざっと範囲を見渡して今の自分が解ける問題と解けない問題に仕分けをします。2回目からは「解けなかった」を「解ける」ようにする。3回目は2回目に「解けなかった」を「解ける」にする。この繰り返しが大切です。
 
③2〜3週間前からテスト対策を始めている
テスト対策勉強のメインは、学校のワークや問題集を何度も解いて「出来なかった」を「できる」にすることです。前回のテスト範囲、今学校でやっていることを参考にして早めからスタートすると時間に余裕を持って取り組むことができます。
 
④ワークや問題集は何も見ずに解いている
学校のワークや問題を解く時につい教科書や資料集を見たり、参考書を開いたり、友達に聞いてしまったりしていませんか。1回目にワークや問題集を解くのは「解けない問題」と「解ける問題」を仕分けするためです。調べたり、聞いてしまっていては正確な仕分けはできません。また2回目以降も真剣勝負をしないと「出来なかった」を「出来る」にすることはできません。教科書や参考書を見るのはワークを解く前にしましょう。
 
できなかった問題は解説を読んだり質問したりして必ず解決してい
ワークや問題集を解いて答え合わせをする時に答えを書き込んでしまう人がいます。答えを書き込むと2回目、3回目ができなくなると同時に、答えがわかってしまうのでなんとなく分かった気になってしまいます。分かった気になるのではなく「分かる」ためには必ず解説を読んで直すようにしましょう。解説を読んでもわからなかったら先生に質問して解決しましょう。
 
⑥暗記する時にはノートを使い、必ず自分でテストをして確認している
漢字や英単語、理科や社会の用語など暗記しなくてはいけないものって沢山ありますよね。ついついい黙って教科書と睨めっことか何度もノートに書く作業になっていませんか。教科書と睨めっこして何度も読んでもなかなか定着はしません。ノートに書くのもついつい自分の書いたものをふたたび写すコピー作業になってしまっていて記憶に定着させるのは難しいのです。記憶に定着させるのには必ず自分で確認テストをすることです。そこでバツになったものを集めて再テストをすることで実力につながります。
 
⑦スマホは手が届くところに置かない
スマートホンは今や生活に不可欠なものになりつつありますが、中学生が主に使っている機能は何でしょうか。おそらく友達と連絡を取り合ったり、動画をみたり、ゲームをすることが主な使い方ではないでしょうか。それ、テスト勉強の時に要りますか?ついつい手にとってしまうと時間を忘れてしまうのがスマホです。勉強の時には手の届かないところにしまっておきましょう。
 
⑧夜遅くまで勉強をしないで、12時までには寝ている
テストの時には気合が入って夜遅くまで勉強をしようとする人がいます。また、自分の課題に追い込まれて夜遅くまで起きて解決しようとする人がいますが、夜遅くまで勉強するのはかえって頭が働かなく逆効果です。夜は12時までに寝るようにして、時間を作るのは朝にしましょう。また、普段から自分の課題(できない・わかってないこと)にきちんと向き合っている人は、直前になって焦らずに準備ができています。



秀英ゼミナールSS教室は がんばるきみたちを応援しています。

~ひとりひとりにやさしい 秀英ゼミナールSS教室~


♯定期テストの勉強法 ♯中学生の勉強法 ♯偏差値を10あげる勉強法 ♯子どもが自立して勉強するようになる勉強法


 

定期テスト対策勉強の意味

四街道中学校の第1回定期テストが終わりました。秀英ゼミナールSS教室ではテスト対策55時間チャレンジを実施し、
平日は3時間土・日は5時間の勉強時間(平日が10日×3時間=30時間、土日が4日×5時間=20時間、テスト当日の朝練で5時間の55時間)を確保して、「テストに向けてきちんと準備をしよう」を目標にみんなが頑張りました。
学校の行事や部活・習い事などで忙しい中みんな本当によく頑張ったと思います。


さて、このみんなが頑張ったテスト対策勉強の意味とはなんでしょう。
「テストの点数を上げるため」「成績のため」・・・確かにそういう面もあります。私たちも前回よりも良い点数をとらせてあげたいといつも考えてテスト対策を行なっています。しかし、「テストの点数を上げるため」といってもその時、その時のテストの難易度によって点数は上下してしまいます。
また「成績のため」といっても、千葉県教育委員会から発表される学校別の学習成績分布表とテストの教科別得点分布グラフを比較していくと、主要教科でも科目によっては60点以上とっていれば5か4の成績を取れてしまうという現状があります。
つまりテスト勉強で一番大事なのはそこではないということです。


テスト勉強の一番の意味は、自分にとって最も力を発揮できる勉強のやりかたを見つけること、どれだけ自分を追い込めるのかを試すことです。
もちろん対策が上手くいったから点数が上がった・成績が上がったという成功体験をさせてあげることも大事ですが。受験本番の時期になったときに、どのやり方が一番実力を伸ばせるのか、より良い進路選択ができるように1年に4回ある定期テストの対策を通じて試行錯誤を繰り返して自分にとってのベストの勉強法を見つけることにあるのです。


テスト対策勉強は今回の1回で終わるわけではありません。
自分の中でうまくいったスケジュールの組み立て、勉強法が見つかった事だろうと思います。また反対に今回はうまくいかなかったことも色々出てきただろうと思います。次のテスト対策に向けて良かったところは継続して、うまくいかなかったことはどうすれば改善できるかいっしょに考えていきましょう。
今回のテスト対策も中学生の皆さん本当に頑張っていました。場合によっては「こんなに長い時間勉強してこの結果?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、最初から効率よくきちんと課題をこなせる子どもはほとんどいません。保護者の方も結果だけに注目した声がけではなく、ひとまず我が子の頑張りを認めて褒めてあげてください。そして、さらに良くするためにはどうすればいいかという話をしていただけたら、きっと次回も皆さんまた頑張れると思います。


 
秀英ゼミナールSS教室はがんばるきみたちを応援しています。

~ひとりひとりにやさしい秀英ゼミナールSS教室~

定期テスト対策勉強のやりかた~ワークは3回やろう~

テスト勉強はやりかたが重要です。
 
特に学校で渡されているワーク類は、そこから出題されることも多いですし、テスト後に提出を義務付けられてもいますよね。ですからテスト勉強でいかにワーク類を使って勉強するかがテスト対策のポイントとなります。
(テスト直前にほとんど答えの丸写しになってしまうようなやり方は時間的にも労力もただのムダですのでやめておきましょう)
 
テスト前にワークは3回やりましょう。

ただし、単にワークを3回やってもあまり意味がありません。
1回目、2回目、3回目にはそれぞれ意味があるのでそこを意識してやりましょう。


1回目はできる問題とできない問題を仕分けするためにやります。
ですから、いちいち出来ない問題を調べたり、質問したり、覚えたりする必要はありません。
とにかくテスト範囲全体を見渡して現時点で解ける問題はしっかり解く、ちょっと考えてもわからない問題は印をつけてとばすという作業をしていきます。
そして答えあわせも、間違えた問題を直す必要はありません。機械的にマル・バツをつけていきましょう。
この第1回目の作業はあまり時間をかけずにさっさと済ませましょう。
(目安は2〜3日)


次に2回目です。2回目は1回目で手が出せなかった問題、答えあわせをしたらバツだった問題(勘で答えたらたまたまあっていた問題)を中心にやります。
ここでは、ミスであれば丁寧に解き直しを、手を出せなかったものは質問したり調べたり解説を読んでやり直したり、また暗記ができていなかったものは暗記をします。
テスト勉強で一番大切なのは「出来なかったものを出来るようにする」ですから、この第2回目がとても大切な作業になります。
(目安4〜5日)


3回目は1回目で解けた問題、2回目で出来るようになった問題を確認するための回です。
出来るだけスピーディに確認テストのつもりで解いていきましょう。
さらにここで出たバツは自分の弱点なので直前までに重点的にやり直すと良いでしょう。
(目安3〜4日)
 
そして、テストまでに残った日程で塾のテキストの解き直しや、テスト対策プリントを利用しての実践練習を積み重ねましょう。



秀英ゼミナールSS教室はがんばるきみたちを応援しています。
〜ひとりひとりにやさしい 秀英ゼミナールSS教室〜

子どもが自立して学習するようになる勉強法~宿題の意味~

●宿題の意味

自分の勉強でインプットにかける時間とアウトプットにかける時間を計算してみてください。
インプットとは読む・聞くこと、アウトプットとは書く・話すことです。もっと言うと、新しい知識を頭に入れることがインプット、新しい知識を使ってみて知識を定着させるのがアウトプットです。インプットとアウトプットの黄金比は3:7だといわれています。インプット3に対してアウトプット7の割合が最も記憶に残りやすく、自己成長につながりやすいのだそうです。
あなたのインプット・アウトプットの割合はどうでしょう。

多くの人はアウトプット時間がインプットの時間よりも短いのではないでしょうか。
一般的な学生は、授業を丁寧に聞く、一生懸命教科書を読み込むこと、単語や漢字を暗記することに時間をかける学習をしている人が多いようです。せっかく丁寧に一生懸命インプットしたものも、きちんとしたアウトプットができていないと力にはならないのです。

学校や塾などの教室ではインプットの授業に対し、アウトプットの方法をとして宿題を出しているところが多いと思います。

ところがその宿題、効果的にアウトプットできているでしょうか?

せっかくやった宿題を一斉に答え合わせをしておしまい。間違ったところには正解を書き写して「できなかったところはやり直しておいてね」と指示されておしまい。宿題の答え合わせは自分で答えをみて、「やったか・やらなかった」だけをチェックされておしまい。ひどい場合は、「自分でできることしか宿題に出さないので宿題もすいすいできます」なんて言うというところもあります。
 
また、宿題はつまらない・大変なものというイメージ、宿題は適当に終わらせておけばよいものというイメージを持っている人は少なくないと思います。

確かに、ただひたすら繰り返す作業のみの宿題、必要なページ数を終わらせることが目的の宿題、罰則があるからやる宿題・・・
こういうものはは、つまらないですし、大変ですし、適当に終わらせておけば大丈夫だろうと思いますよね。

宿題は、授業でインプットした知識を定着させるためにアウトプットさせるためにあるのです。
アウトプットの過程で、何ができて、何ができなかったかをチェックして「できなかった事をできるようにする」のが宿題の目的です。
この目的が達成できない宿題はやっても多くの効果は期待できないですし、なによりも時間の無駄です。

私たちは宿題を「出しっぱなし」「やらせっぱなし」「正しく効果を出せるかは自分次第」にはしません。
宿題で出したすべての問題がきちんとできるまで、ひとりひとりに向き合います。
秀英ゼミナールSS教室の生徒たちが一生懸命に宿題に向き合うのは、当塾がひとりひとりのアウトプットに付き合って「できなかった事をできるようにする」塾だからです。


秀英ゼミナールSS教室はがんばるきみたちを応援しています。
~ひとりひとりにやさしい秀英ゼミナールSS教室~

子どもが自立して学習するようになる勉強法~普段から読書をする子と読書をしない子~

●普段から読書をする子と読書をしない子
 
面談などで、「うちの子どもは本を読まない」とか「本を読まないので読解力がない」など読書と国語の力(特に読解力)の関係を指摘されます。国語が苦手だというと「本を読め」と言われた経験がある方も多いのではないでしょうか?

 
さて、それでは読書と学力にはどんな関係が見られるでしょうか。
文部科学省が行なっている全国学力調査を元に静岡大学が分析した報告書で「読書好きと成績は相関関係があるけれど、長時間の読書と成績には相関関係は見られない」と発表されました。この報告によると「教科の学力と読書好きの傾向には相関関係がある」また、「長時間読書をする子どもには、低学力層が一定数いる」と言っています。読書好きな高学力の子どもは、じっと長い時間読書をしているイメージがあるのですが、実はそうではないようです。この報告書では「低学力で平日長時間(2時間以上)読書をする層は他のことにも長時間使う傾向がある」ということも指摘しています。「睡眠時間、テレビなどの視聴、ゲームやインターネットの時間」などいずれも他の学力層よりも高くなっていて、「低学力で読書を長時間する層は、他の活動にも時間を多く使っている」ということがわかります。つまり、低学力層の子どもは読書もテレビもゲームやインターネットも睡眠もだらだらと無計画におこなっているのではないでしょうか。
学力アップを目指すためには「読書をしよう」よりも「計画的に時間を過ごそう」ということを意識したほうが良いのではないかと思います。


また、この静岡大学の報告では「勉強時間の長さにかかわらず、ある程度の読書をしたほうが教科の学力は高い。学校司書のいる学校では図書館の利用頻度が教科の学力と関連している。読書活動が直接教科の学力に与える影響は小さい。読書活動は、学習活動に影響し、それが間接的に学力にも影響する。」ということも報告されています。

 
「勉強が好きだ」とか「学校の成績が良い」子どもは「読書も好き」だという図式については多くの人がイメージできることだと思います。『学力の経済学』の中で中室牧子さんは「親の年収や学歴が低くても学力が高い児童の特徴は、家庭で読書をしていること」だという文部科学省の「全国学力調査」の結果に対して「学力と読書には関係があるのだから、子供に読書をさせよう」というふうに考えるのは正しくないと言っています。それは、「読書をしているから学力がある」のか「学力があるから読書をしているのか」、どちらが原因でどちらが結果かがわからないからです。つまり、読書と学力の関係には相関関係はあるが、因果関係は不明であるということです。

 
私たちの経験から考えると「読書が好きな生徒(日常的に本を読む生徒)」には、解いた問題に対して教科書や解答解説をきちんと読んで解き直しをする勉強法を勧めます。コツコツと読んで理解するという習慣がついているので、たくさん解くより丁寧に解く方が向いているタイプだからです。逆に「読書が苦手な生徒(日常的にあまり本を読まない生徒)」には、先生の解説をしっかり書きとめることと、類題のパターン演習を繰り返し行うことを勧めます。読んで理解することより経験を積むことで問題を克服することが得意なタイプだからです。
読書が好きな子どもとそうでない子どもそれぞれに向き不向きの勉強法があります。学力アップを目指すためには「自分に合った勉強法」を見つけることが一番だと思います。


読書は人の考えに深く触れたり、虚構の世界に入って行ったり、疑似体験をしたりととても楽しいものです。学力アップのためとか集中力・今期を養うためといった目的で読書をすることは読書を面白くないものに変えてしまうだけなのでお勧めしません。


 
秀英ゼミナールSS教室はがんばるきみたちを応援しています。
〜ひとりひとりにやさしい 秀英ゼミナールSS教室〜

子どもが自立して学習するようになる勉強法~教わるよ側より教える側にまわろう~

●教わる側より教える側にまわろう
 
秀英ゼミナールSS教室の演習の時間には自然発生的に生徒同士の「教え合い」が行われます。「この単語なんて言う意味だった」というような質問に関しては自分で調べなさいと言うのですが、「この単語、この文脈だとどう訳したらいいの?」という質問は一緒に考えるといいと言っています。数学の難問、英語の長文、国語の読解など話し合い、教え合うことで理解が深まり、授業を聞いて問題を解くのとは違った頭の使い方をするので、学習の効果がでます。
 
実はこの「教え合い」、教わる子よりも教える子の方が得をしているのです。
例えば、 「教え合い」の場面で、教わる側の子はインプット中心の学びになりますが、教える側の子はインプットしたことを「わかりやすく」アウトプットするので学びとしては一段深くなります。また、気持ちの上でも教わる側は「やる気」に左右されがちですが、教える側は「チャレンジする気持ち」や「責任感」、「人の役に立って嬉しい気持ち」など、いろいろなものに支えられるので学びに向き合う姿勢も違ってきます。

いつもの学習でも模擬問題でも過去問を解くのでも、いつも「教わる側」では学ぶ姿勢やモチベーションを保つのは難しいことがあります。いつか「教える側になろう」とか「今日覚えたことを誰かに教えたい」という姿勢で学習をする事をお勧めします。また、今日勉強して「なるほど!」と」思ったことは誰かに伝えようとすることも大事です。

 
秀英ゼミナールSS教室はがんばるきみたちを応援しています。

〜ひとりひとりにやさしい 秀英ゼミナールSS教室〜

子どもが自立して学習するようになる勉強法~ミスをへらそう~

●ミスをへらそう

「ケアレスミスをしちゃった」というセリフよく聴きますよね。アレスミス=たいしたことのないミス(本当はできるのに)というふうに考えていませんか?そして、それは本当にたいしたことのない問題なのでしょうか。
 
よく「次は気をつけてミスをしないようにしよう」と言います。恐らくみんなが思うことです。「ミスしてもいいや」という人はいないでしょう。では「気をつける」って「どこに?」「どういうふうに?」と聞かれたときに答えられますか?「ミスしないように気をつけよう」という言葉は抽象的で具体的に何をするのかがわかっていないので、「気をつけたはずなのにまたミスしちゃった」に繋がるのです。
 
ケアレスミスは大きく分けて3種類に分類することができます。
ひとつ目は計算の途中、記述の途中で書き間違いをしてしまうことでおきる「単純ミス」
ふたつ目は問題文を丁寧に読んでいない、設問文を最後まで読んでいないことからおきる「読み違いミス」
みっつ目は暗記のしかたが悪いためにすぐに言葉が出てこないことからおきる「暗記ミス」です。
それぞれに対処法があり、解いた問題で起きているミスはどれに属するのか、そして自分はどのタイプのミスをよくしてしまうのか。自分を知ることによりミスを減らすことはできます。
 
まずは解いた問題について「間違い直しノート」を作りましょう。その時に自分の間違いがミスなのか理解不足なのかそれとも全く手も足も出なかったのかを分類します。分類の時にはさらに詳しくミスはどの種類のミスだったのかまで分析をするとよいでしょう。
 
「単純ミス」は頭の中だけで考えているためにおきることが多いミスです。対処法としては、「必ず途中式を書く」「記述の文は一度書き出してみる」など自分の書いたものを客観的に見られるように可視化することが必要です。
 
「読み違いミス」は「記号で答えなさい」と書いてあるのに数字を書いてしまう。「本文から書き抜いて答えなさい」と書いているのに自由に記述してしまうなど、文を最後まで読まないことによるミスなので、文を最後まで読む仕組みを作ることがミスをなくす近道です。たとえば、文の最後の部分に必ず傍線を入れて、何について聞かれていて、どう答えなくてはいけないか」をハッキリさせる練習が必要です。
 
「暗記ミス」は漢字が書けない、英単語のつづりを間違える、重要語句の漢字がでてこない、すぐそこまで出てくるんだけど答えが出てこないなどのミスは暗記の方法を工夫することで改善することができます。暗記というと10回書いて覚えるとか繰り返し読んで覚える、またパッと出てこない言葉は調べて覚えるということをしていると思います。それらは間違いではないですが「暗記ミス」をおこしやすい方法です。暗記したものを答えるという作業は思考力の問題ではなくどういう作業をしてインプットしたかが重要になってくるのです。

「暗記ミス」が少なくなる暗記方法
覚えるものを「すぐ答えられるもの」と「そうでないもの」に分類します。そして、「そうでないもの」については直ぐに赤で答えを書き問題と答えをセットでテンポよく音読していきます。スラスラ音読できるようになったら、問題は音読、答えは記述でスラスラ書けるように練習します。最後は、すぐ答えられたものもできなかったものも全て含めてテストをします。この方法で、考えなくても自然にパッと出るようになるまで練習しましょう。

自分のケアレスミスの傾向を知り、きちんとした対策を行い、ミスでの失点をへらしていきましょう。
 
 
 
秀英ゼミナールSS教室はがんばるきみたちを応援しています。
 
〜ひとりひとりにやさしい 秀英ゼミナールSS教室〜

12

« 国語の勉強法 | メインページ | アーカイブ | 小学生の勉強法 »

このページのトップへ