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偏差値を10上げる勉強法~国語の勉強法・説明的文章②~

〇説明的文章の読解

「話題」は繰り返し述べられる。「結論」は初めか終わりにまとめとして述べられる。

説明的文章は筆者が出してきた話題についての主張を、それを補強するための具体例や理由(根拠)説明を用いて相手に伝える文です。
 
説明的文章の中で、「何について」にあたるものを「話題」と言います。「話題」を見つけるには、「繰り返し出てくる表現」「似た意味を持つ表現」「言い換えをしている表現」に注目することが必要です。繰り返し出てくる表現が何に関する言葉(表現)なのかをつかめば、その文章の「話題」が何なのかはわかります。
 
問題の文章を読むときには「話題」を示している表現をまるで囲むなどの作業をしながら読むと問題の文章を視覚的に整理するのに役立ちます。
 
その話題について筆者が伝えたいことを述べている部分を「結論」と言います。文の構造によって、先に結論を述べてから説明をする方法(頭括)、先に理由や具体例を出してまとめる(結論)方法(尾括)、最初に主張を出しておいて途中で説明をし、最後にまとめる方法(双括)などがあります。
 
いずれにしても筆者の主張として大事な部分は初めか終わりに来ることがほとんどです。「結論」としてはっきりとした一文が見つからない時も、最初と最後の段落についてはよく読み直してみることが大事です。また、「結論」は筆者が主題に対して「読者に何をしてほしいか」を考えると、内容がわかりやすくなります。
 
先に挙げた「話題」に対して「結論」としてなんと言っているのかということを線で結びつけていく事により、筆者の論の流れや主張が整理されていきます。
 
また、「話題」「結論」を結び付けた文を骨組みとして文をまとめていくことで本文の「要約」が簡単に書くことができます。本文を要約して筆者の主張内容をしっかりと理解ができ、本文の構造がわかれば設問に答えることが楽になります。
 
「話題」「結論」のチェックと「要約」を習慣にして筆者の主張を理解する練習をいていきましょう。
 
 
 
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国語の力をつけるための3つのトレーニング方法

国語の力をつけるために「視写・聴写・暗写」を活用しよう
 
「視写・聴写・暗写」という言葉を初めて聞いた方もいるかもしれませんが、実は、明治の末期には国語の指導書に「視写」や「聴写」と思われる内容が出てきており、相当古い年代から行われてきた国語の学習法の一つだということがわかります。

 
視写とは文章を見ながら白紙にその文章を書き写すことです。昔から文章上達には名文を書き写すことだとか繰り返し音読することだなどとよく言われます。新聞のコラムを書き写す勉強法はよく聞きますし、最近ではその練習用のノートを新聞社で出していたりします。
 
言い回しや構文を確かな記憶に留めるために、また文章を味わうために視写をすると、文章上達に効果を発揮するだけでなく、音声表現にも効果を発揮します。また、視写をすることで、文章の細かいところにまで気がつくことができ、内容理解が深くなります。長い文章の中でも、複雑な構文箇所や段落箇所などを視写するだけでも効果があります。同時に語彙の数を増やす効果も期待ができるのが視写です。

 
聴写とは誰かが読み上げた文章を聴いて白紙にその文章を書き写すことです。勉強でも仕事でも「メモを取る力」が大切だということはよく言われることです。授業のノートもそうですが、書かれてあることを書き写すだけではなかなか頭には入ってきません。言葉で説明されていることをどれだけメモを取れるのか、どれだけわかりやすく書き取れるのかという力は学校だけでなく社会に出てからも必要なスキルです。
 
聴写では、聴いたこと(音声)を書き取っていくわけですから、聴いてから書くまでのタイムラグが起きます。その間いわゆる短期記憶を使って頭の中にデータをストックして書き出すことになります。これが短期記憶をする練習やその記憶をすぐにアウトプットする練習になります。また、漢字仮名交じり文を書くためには同音異字などの知識や漢字の使い方、前後の文脈から正しい漢字を見つける力などが必要になります。また、傾聴する力がつくことも期待できます。

 
暗写とは読んだ文章や聴いた文章を何も見ないで白紙に書き写すことです。暗写は、まず短期記憶にデータをインプットする作業から始まります。一度にたくさん覚えてそれをアウトプットすることにより脳に負荷が与えられ脳の働きを著しく高める効果があると言われています。きちんと書くために細かいところにまで気を使って暗記をすることにより文章に丁寧に接することができます。いい加減に、大雑把に読んでいることが文意の把握を困難にしていた人にとっては、文意をしっかり把握できただけで問題を解くことが楽になることでしょう。
 
暗写は、適度な文章をメモを取らずに集中して聞き(場合によっては繰り返しをいれてもよい)、その後に書き出す方法と、時間を決めて文章をじっくり読み、その後に書き出す方法があります。1人で学習する場合は後者の方法でしょうか。例えば、1分間にできるだけたくさんの文字を記憶して書くという作業を繰り返し行い、毎回何文字正確に書けたかを計測していくと、日を追うごとに文字数がのびていき自分でも脳が活性化をしているという実感が持てるのではないでしょうか。また、文字数をカウントすることにより友達と競ったりしてゲーム感覚で楽しむこともできます。

 
視写・聴写・暗写のトレーニングはどれも短時間で行えるものばかりです。毎日時間を決めてトレーニングをすることにより、より丁寧な「読み」ができるようになりましょう。
 
 
 
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偏差値を10上げる勉強法~国語の勉強法・説明的文章①~

〇説明的文章の読解

「まとめて読んで後で考える」「わかるところをつなげて全体を見抜く」

国語の問題を解くときには、まず文章全体の流れをつかんでから取りかかるのが良いでしょう。文章を通しで読む事を「通読」と言います。通読には2つの方法があります。1つは「音読」、もう一つは「黙読」です。

国語の勉強で「音読」はとても大事なポイントになります。なぜかというと音読では、読めない字やわからない言葉を避けて通ることができないからです。また、言葉の区切り方(文節や単語など)や段落の区切りを意識しないと読めないというのも音読の効果です。

そうすると、「読めない字やわからない言葉は辞書を引く」という習慣につながりますし、言葉の区切りを意識するようになると、文の構造や文章の構造を理解しやすくなります。

ただ、いつもいつも音読をするわけにもいけません。そこで「黙読」が必要になってくるのですが、これにも実はテクニックがあります。ただ何となく文字を追って黙読すると、読めない字を適当にしてしまったり、言葉の区切りを間違えてしまったり、わからない言葉をそのままにしてしまいがちです。そんな時に意識するのが「ボリューム0の音読」です。音読をするのですが、音は外に出さないという意識で読むことが効果的な「黙読」になります。

「通読」をするときには、初めから本文中に色々な線を引いたり、書き込みを入れたりしなくても構いません。通読の時はあくまでも「全体をつかむこと」を目的として、わからない言葉、読めなかった漢字に印をつける程度で読むようにしましょう。

「通読」の時に単語を一つ一つ丁寧に読んでいくとかえって全体がつかみにくくなります。勉強の時には時間をかけてしっかり読む事も必要ですが、最終的には音読の2倍程度の速度で読めないと問題を解く時間がとれません。手早く読んで内容もきちんと抑えるには「と」「て」「に」「を」「は」などの「つながりの働きを持つ言葉(助詞)に目をつけることがポイントになります。(他にも「しかし」「だから」などの接続詞、指示語(こそあど言葉)などが、つながりを意識する目印です)

「音読」・「通読」で文章の全体像をしっかりとらえられるように練習しましょう。


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偏差値を10上げる勉強法~良いことばの影響を受けよう~

言霊という言葉を知っていますか?
私たちの祖先は、自然界のあらゆるものには霊魂や精霊が宿り、全ての現象がその精霊の意思や働きによるものだと信じてきました。この考え方をアニミズムと言います。

このアニミズムの考え方では言葉が重視されました。古代の日本人は言葉に霊的な力が宿っていると信じていたのです。言葉とは(言葉に宿る)不思議な霊の力であり、その力が働いて言葉通りの事象が起きると信じられていたのです。この考え方が言霊の思想です。
良い言葉を発すると良いことが起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起きるとされていたので、結婚式などで意識される「忌み言葉」なども言霊思想から生まれたものです。

万葉集に、山上憶良が遣唐大使へ

「神代より  言ひ伝て来らく  そらみつ  大和の国は  皇神の  厳しき国  言霊の  幸はふ国と  語り継ぎ  言ひ継がひけり」と贈った歌が残っています。

山上憶良は、この国は「言霊のさきはふ国」だと言っているのです。

こういう話をしていると「昔の話でしょ」と思う人もいるかもしれません。

でも実は私たちの日本人の心の奥底にこの言霊思想はしっかりと根付いているのです。

みなさんが楽しみにしている体育祭の前日に誰かが「明日雨降ったりて」なんて言うと、「縁起でもないこと言うなよ」って言いますよね。もし本当に雨が降ったら「あいつがあんなこと言うから」なんて言ったりします。実際にはその人の発言と天気にはなんの関係もないってわかっているのに、あたかも言葉と現象が結びついているかのようなことを言ったりするのは心の奥底の意識しない部分に言霊の思想が結びついているからなのです。

さて、今私たちが暮らしている日本は「言霊のさきはふ国」で、私たちは心のおくそこで知らず知らずのうちに言霊思想の影響を受けています。普段の生活の中で「無理」「難しい」「わからない」「不得意」などの言葉を発していませんか。その何の気なしに発しているネガティブな言葉(言霊)の影響をみなさんは受けていることになります。ネガティブな言葉を自分自身で発しながらポジティブに生活をすることは難しですよね。

当塾の生徒たちは「できない」「苦手」を「まだまだ伸びしろがある」と言ったり、「(消しゴムなどが)落ちた」を「(重力に)引っ張られた」って言った方が良いのではないかと言葉の遊びをしながら前向きに問題に取り組んでいます。

ネガティブな言葉が出そうになってもなるべくポジティブな言葉に変換して、良い言霊の影響下に自分を置くようにすると、勉強に向き合う姿勢も気持ちにも変化が出てきますよ。



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子どもが自立して学習するようになる勉強法~アウトプット上手になろう②~

家で宿題を見てあげるときに親が気をつけたいこと
 
忙しくて「宿題やったの?」という声がけしかできていないよという方もいらっしゃるとは思いますが、丁寧に子供の学習を見てあげようとするとついついやってしまうことがあります。
 
Ⅰ問題を解いている子供の手元・様子をじっと見てしまう。
これは、塾のマンツーマンの授業の時にもよくあることなのですが、側でじっと観察することがプラスになる場合とマイナスになる場合があります。知識・やり方をインプットしている時期の勉強では、側についていて文章の読み方、途中式の書き方などを観察する必要があります。それは「文章の読み方」や「途中式の書き方」という「方法」を身につけている時期だからです。
 
 
それに対してドリルやワークなどでアウトプットしている時期の学習で側について見ていることはお勧めできません。側についているとやり方が間違っていたり、ミスを起こしやすい書き方をしていたりするとついつい声をかけてしまいたくなります。「丁寧に見てあげよう」と思えばこその対応ですが、アウトプット期にこれをやると、子どもはチェックを外注することになってしまって自己チェックをしなくて済んでしまいます。またじっと見ていられることのプレッシャーでドリルやワークを解くことそのものがプレッシャーになり「やりたくないなぁ」という気持ちにつながってしまうことにもなります。
 
 
アウトプットで大事なのは自己成長につなげることです。インプットした知識を使って実際に問題を解いて見て、インプット期に気をつけなければいけないと気づいた(または指摘された)ことを指差し確認をすることができるようになってはじめて、インプットした知識を自分のものにできたと実感できるのです。
 
 
Ⅱ答え合わせの時に子供には他のことをやらせている
塾だと次の問題解いていてとか、家だと丸付けの間は遊んでいていいよなど。ついやってしまいがちなことです。側についていて細かく口を出したり、チェックをしたりしているので答え合わせをする側は結果がわかっていてマルやバツをつける作業に子供を付き合わせるのは無駄の様な気持ちになってしまいますよね。子供にしても側でチェックを受けながら問題を解いているので、答え合わせに関心がありません。答え合わせで最も重要なことは子ども達が「自分は何ができて何ができなかったのかをきちんと把握すること」なのですが、答え合わせを他のところでやってしまうと、子供の関心は「結果」だけになってしまいます。当然そばで見ていてもらいながら解いているのでほとんどできていて当たり前ですよね。本当に大切なのは「過程」なのに「結果」にしか子どもの目がいかなくなるのは残念なことです。
 
 
答え合わせの時ほど子どもと一緒に見て、何ができてどこをどんなふうにまちがえてしまったのかに気づきを共有することが大切です。途中式のどこで間違えてしまったのか、どうすればよかったのか」を話し合い確認することで次に気をつけるチェックポイント、指差し確認で確認すべき自分のポイントがわかるようになるのです。自分で解いて自分で指差し確認ができるようになれば、「自立して学習ができる」と言えるのではないでしょうか。
 
 
家での学習は、問題を解くときは子供にお任せ(キッチンタイマーなどで時間を限っても良いと思います)。答え合わせは一緒に「気づきの時間」に、というアウトプットの工夫をすることによって「自立して学習ができる」環境が出来上がります。(傍で家事をやりながら子供にお任せでドリルをやらせ、一緒に丸つけをすることで、子供が自立していくのであれば楽ですよね)もちろん、他にも色々と考えなければいけないことはたくさんると思いますがインプットとアウトプットの仕方を見直してみるのはおすすめの対応です。
 
 
 
 
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偏差値を10上げる勉強法~アウトプット上手になろう①~

中学3年生は目前に迫った第3回定期テストに向けてテスト対策に余念がありません。
漢字テストや単語テスト、社会や理科の一問一答などお互いに問題を出し合ってチェックをしあったりもしていますが、メインは学校のワークや塾のテキスト、テスト対策プリントです。1回目は「何ができて、何ができないのかを見極める回」2回目は「出来なかったものをできるようにする回」です。このテスト対策の様子を見ていて毎年思うのは、「インプットとアウトプット」のやり方が上手な子は思うような結果が出せていて、上手にできていない子は思うような結果に結び付きにくいということです。


インプットとは脳の中に情報を入れる(入力)することで、アウトプットとは脳の中に入ってきた情報を脳の中で処理をして外に出す(出力)することです。
4技能でいうと、「読む」や「聞く」はインプットで「話す」「書く」がアウトプットになります。教科書を読む、授業や解説を受けるのがインプットでワークや問題集を解く事や、わかったことを友達に説明することはアウトプットです。
 
 
では、インプットとアウトプットどちらが大事でしょうか。本や教科書を読むこと、資料集を調べること、先生に質問することを一生懸命やって、「いろいろ知識が増えて自己成長している」と思っている人いませんか。実は、インプットの量と自己成長の量は全く比例していないのです。重要なのはインプットの量ではなく、アウトプットの量なのです。いくらインプットを一生懸命やっても、アウトプットをしない限り記憶としての定着は難しいからです。試しに今日の学校の授業で何を勉強したのか誰かに説明してみましょう。授業は真面目に受けていたはずなのにうまく説明できない人は多いのではないでしょうか。多くの人は授業や講義を受けて「わかったつもり」になっているだけで実際には知識として記憶に定着していないのです。「自己成長」はアウトプットの量に比例するのです。得た知識をアウトプットして「わかっったつもり」を卒業しましょう。
 
 
アウトプットは「話す」「書く」などの運動です。こういう運動を介してつけた記憶は「運動性記憶」と呼ばれます。運動性記憶の特徴は一度覚えたら忘れにくいということです。例えば、一度練習して覚えた自転車の乗り方は、考えなくても体が動くようになりますよね。教科書を読んで覚える「暗記」は、「意味記憶」を使って記憶するのですが、意味記憶は覚えにくく、忘れやすいという特徴があります。当塾で暗記は「書いて・声に出して覚える」ことを勧めるのは、「運動性記憶」として記憶させるためなのです。また、国語の読解の際も必ず音読することを勧めるのも同じ理由からです。目で追うだけでなく、声に出して、手で書いて覚えるようにしましょう。

 
 
 
 
 
参考:樺沢紫苑「学びを結果に変えるアウトプット大全」
 
 
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霜降に秋の七草を探してみよう

10月23日頃(2018年は10月23日)および立冬までの期間は二十四節気の「霜降(そうこう)」です。秋の終わりから冬にかかるころの寒い朝、地面や草木一面を真っ白におおってしまう氷のこまかい結晶が「霜」です。現実にはまだ霜が降りるまでには間がありますが、寒さがやって来るのもそう遠くないことを暦は教えてくれています

 
霜が降りるにはその周辺の温度が0度以下になっていることが条件ですが、気象庁から発表される気温は地表から1.5メートルの高さで計測されるので、気温が3度と発表されていても霜が降りることはあります。今朝はだいぶ冷え、上着が手放せない気温でしたね。とはいえまだ霜が降りるには早い時期ですからもう少し秋を楽しみたいところです。


秋の長夜と言います。秋の日はつるべ落としという言葉があるように、夏の短夜から日が暮れるのが一気に早くなって長い夜になることから生まれた言葉です。陰暦9月の異名の「長月」はこの秋の長夜から「夜長月」と呼ばれたことからきているという説もあります。秋の長夜とは、真冬ほど冷え込まず長い夜を楽しめる時期ということなのだと思います。


 
現代のカレンダーや時計で動く生活をしていると、秋を感じたり、秋を発見したり、長夜を楽しんだしする機会が減っているかもしれませんが、俳句や和歌を読んだりすることで擬似体験をしてみるのも良いと思います。
 
 
秀英ゼミナールSS教室のオリジナル教材「名文100選」で長谷川素逝の
 
馬でゆく  秋の七草  ふんでゆく
(秋の花見に)馬ででかけると、そっこかしこで咲いている秋の七草を踏んでしまう。
 
という句を選んでいます。


 
秋の七草は、国語や歴史の教科書に出てくる山上憶良の2首(万葉集)が始まりだと言われています。
 
秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花

 

萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花

 

1つ目で「秋の野に咲いている草花を指折り数えると7種類ある」と歌い、2つ目の歌で「それは萩の花、尾花、葛(くず)の花、撫子(なでしこ)の花、女郎花(おみなえし)、また藤袴(ふじばかま)、朝貌(あさがお)の花である」と述べています。
「朝貌」については諸説ありますが、朝貌は奈良時代には日本でも広く栽培されていたものの、日本の植物ではなく東南アジア原産であるので、この場合の「朝貌」は「桔梗(ききょう)」のことだと考えるのが定説です。


 

お正月の春の七草が七草粥にして無病息災を祈るものに対し、秋の七草はその美しさを鑑賞して楽しむものです。そのため、7種一緒に何かの祭祀などに使用されることはありません。秋の七草の特徴は見て楽しめるだけではなく、薬用など実用的な草花として昔の日本人に親しまれたものが選ばれていることです。


 

紅葉のイメージが強い秋ですが、秋の七草に代表されるように多くの草花を楽しむことができる季節でもあります。教科書や図鑑の知識だけではなく、登下校の時などに実際に道端の草花に目を向けてみると自分の世界がグッと広がります。ぜひ気にして目を向けてみてください。

 

 

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星に願いをかけよう


昨日は、御茶ノ水で当塾が加盟している全日本私塾教育ネットワーク エリア関東の研修大会があり、「情報化時代の国語科教育」について研修をしてきました。その帰りに四街道駅からの坂道からオリオン座が綺麗に見えました。


実は、今日10月22日の未明のにオリオン座流星群が極大を迎えていました。条件が良ければ1時間に5〜10個ほどの流星が見られたそうです。


このオリオン座流星群はハレー彗星の軌道に地球の公転軌道が近づくために毎年この時期に見られるのだそうです。ハレー彗星が軌道上に残した塵が地球の大気に飛び込み上空100メートルあたりで発光して見えるのがこの流星群の流れ星です。


中学3年生の国語の教科書 (教育出版 伝え合う言葉 中学国語3)に池内了さんの「新しい博物学」の時代という評論文が載っています。


その文中に、ハレー彗星の話も出てきます。ハレー彗星の軌道周期を計算すると、紀元前240年(秦始皇7年)の「史記」に書かれている目撃記録と思われるものや、日本でも紀元684年(天武13年)の「日本書紀」に書かれている目撃記録と思われるものは、ハレー彗星の目撃記録であると断言できるそうです。
文章の最後に池内さんは「天文学だけにとどまらず、また文学だけにとどまらず、広く文科系と理科系の知を結びつけると、長い歴史の中で人類が獲得してきた叡智を、様々な分野に生かすことができるでしょう。」と書いています。
小学校の勉強でも、中学校での勉強でも、国語は国語、理科は理科と分けずに「まるごとの学問」として勉強した方が勉強が楽しくなるのではないでしょうか。


さて、流れ星と聞くと「流れ星が輝いている間に願い事を3回すると願いが叶う」という話を聞くことがありますよね。流れ星が輝いている時間はほんのわずかな時間です。そのあいだに3回願い事をいうのはなかなか難しいことです。それでは、なぜそんなことをいうのでしょうか。私もそうですが、願い事ってあれもこれもあったり、「そうであったらいいなぁ」程度のものであったりすると思います。いつ来るかわからない上にほんのわずかな時間しかないところでその願いを3回唱えることはできません。きっと、「いつ何時でもそしてわずかな時間でも唱えることができるくらい、いつもいつも強く願っている人の願いなら実現できる」ということを言っているのではないでしょうか


これから定期テスト期間です、中3生は入試も近づいています。今よりも一歩でも前に進みたいという強い思いがある人が自分の願いを実現できます。頑張っていきましょう!


オリオン座流星群は10月末まで見られるそうです。オリオン座が低い位置にある時には見えづらいそうなので、塾の帰りなどにオリオン座を眺めながら願い事3回をチャレンジしてみてはいかがでしょう。


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平成31年(2019)年入試の「選抜・評価方法」について

2018年春の入試より千葉県経委員会で選抜方法の透明化を図る方向で見直しが行われました。特に前期選別では各高校でさまざまな方法で選抜を行っていますので、自分が志望する高校で「何をどのように評価されるか」についてはしっかりチェックをしておく必要があると思います。

前期選抜では、「学力検査」「調査書(評定)・(出欠・行動・特別活動・特記事項)」「2日目の検査(面接・自己表現・作文・小論文・適性検査・独自問題・その他)」の合否判定に使うすべての資料を点数化した「総得点」で選抜するようになりました。
このため、「学力検査」「調査書(評定)」「調査書(中学生活の記録)」「2日目の検査」の4つの項目についての配点や比重をはっきりと示されるようになりました。各高校のホームページで前期・後期選抜の「選抜・評価方法」が発表されているので確認をしておきましょう。

前期選抜
Ⅰ学力検査 100点満点×5教科=500点満点(理数系学科で「数学・理科は1.5倍」や英語・国際系学科で「英語は1.5倍」などもあるので注意)

Ⅱ調査書(評定)5段階評価×9教科×3学年=135点満点(在籍中学校の評定平均値により加点・減点がある場合もある)また、一部の高校で135×0.4~2に圧縮・拡大する場合がある。

Ⅲ調査書(中学生活の記録) 各学校の「選抜・評価方法」によってさまざま(5点満点の高校もあれば230点満点の高校もある)

Ⅳ2日目の検査  各学校の「選抜・評価方法」によってさまざま(3点満点の学校もあれば448点満点の学校もある)



多くの学校はそのまま「学力検査=500点満点」+「評定=135点満点」で合計されます。その場合比重は学力検査79%:評定21%となり学力検査の比重がかなり高くなっています。しかし、高校の「選抜・評価基準」によって配点が大きく変わる「調査書(中学生活の記録)」と「2日目の検査」が加わることで「総得点」に対する各選抜項目の比重が変わってきます。
けれども、「学力検査」の比重が全体の半分を下回る高校は96校中6校です。60~69%の高校は35校、70%以上は40校です。また、「調査書」の比重が50%を上回る高校も、「2日目の検査」が50%を超える学校もないので、前期選抜でも最重要視されているのは学力検査の成績だといえます。前期選抜でも後期選抜でもしっかりと自分の力が出せるように準備をしていきましょう。


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夜空を見上げて平安時代に思いをはせよう

昨日は、平安時代の藤原氏全盛(摂関政治全盛)の頃のネタで
学習をしました。
小学生は、名文100選で枕草子の序文の音読・暗唱をしました。
また、中学3年生の授業では聴写の課題で藤原頼通を扱いました。
 
実は、1000年前の10月16日(1018年10月16日)は藤原道長が、
 
   この世をば
   わが世とぞ思ふ
   望月の
   欠けたることの
   なしと思へば
 
という歌を詠んだ日として記録に残っています。
 
1000年前の1018年、藤原道長の娘の彰子(紫式部が仕えた人ですね)
が生んだ敦成親王(あつひらのしんのう)が後一条天皇として即位を
します。そして道長は摂政となり、権力を強固なものにしていきます。
 
中学生の歴史の教科書(東京書籍  新編新しい社会  歴史)には、小右
記(しょうゆうき)の部分要約としてこんな文が載っています。
 
寛仁2年(1018年)10月16日  今日は威子(道長の娘)を皇后に立てる
日である。・・・太閤(道長)が私を呼んでこう言った。
「和歌をよもうと思う。ほこらしげな歌ではあるが、あらかじめ準備し
ていたものではない」

この世をば  わが世とぞ思う   望月の欠けたることも   無しと思えば
 
道長は4人の娘を天皇のきさきにすることで権力をにぎりました。上の
歌は、こうした道長の権力の強さを物語っています。
 
この歌を見て、驕りすぎだと思う人もいるでしょうし、そんな事をいうの
が許されてしまうぐらい道長の権力・勢いは凄かったのだと思う人もいる
でしょう。しかし、望月もいつかは欠けていきます。満月になぞらえた藤
原氏の権力も道長以降衰えていくことになります。
 
暦が違うので同じ月を眺めていたわけではないですが、月を眺めながら平
安時代の藤原氏全盛の世の中に思いを馳せてみるのも良いかと思います。

 
 
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